blackmii’s blog

気まぐれな22歳のブログです。ほとんどノンフィクションでお送りいたします。

痛み

私はどうやら人よりも痛みを感じやすいみたいだ

 

それはおそらくHSPのせいなのだが

周りには理解され難い

 

中学生の頃

学年全体で長時間正座をさせられて足首が固まって歩けなくなったことがあった

捻挫癖がついていて軟骨が欠けてしまっている足首だったから

そんな足に長時間の正座なんかしたらそうなるのは当たり前だった

でも、それも大袈裟だと言われた

体育の授業で捻挫をした

歩けなかった

先生にお前はいつも大袈裟だからと言われた

病院へ行って松葉杖で帰ってきて

先生には、そんなに大きな怪我だったのかごめんと言われた

偏頭痛で動けなくなることもあった

それでも大袈裟だと言われた

 

私はいつしか自分の痛みを我慢するようになった

大袈裟なかまってちゃんだと思われたくないから

自分の悩みも、苦しみも痛みも

自分に大袈裟だと言い聞かせて誰にも気づかれないようにするのが得意になった

 

だから人に話せなかった

 

人に話せなくて誰にも言えなくて、よく1人で爆発していた

 

大袈裟なんて人それぞれの価値観

それを押し付けてきた人たち

痛いものは痛いし、辛いものは辛い

あなたの物差しで測らないでほしい

そう思えるのは今こうして大人になってきたからで

当時そんなことを思えなかった私には

隠す癖がついた

 

大丈夫大丈夫、大したことないから

 

どんな怪我をしてもそう言う

痛い、苦しい

そんなの大袈裟だ

 

でも私はその価値観を人に押し付けたりしない

あなたが痛いと言うなら私は全力で助けるし、治療する

例え、あなたに大袈裟だと言われても私は辞めない

私は怪我をしてる人を放っておかないし、大袈裟なんて言って突き放したりしない

自分がやられて嫌なことは人にしない

その当たり前もまた私に染みついたものだった

 

よく、優しいと言われる

 

私はその優しさの正体を知っている

 

自己満足

 

人の痛みは人にはわからないから

人の心は人には見えないから

優しくするんだ

気づかないうちに人を傷つけていることほど怖いものはない

 

そうして人に優しく生きてきたのに

 

 

この生きにくさは、なに