私にはすごい才能がある
それは
考えすぎるところ
このせいで生きづらさを感じることも多々ある
でも、これはもう才能なのだ
無理矢理ポジティブシンキングしてるわけではない
そう思うのにも訳がある
私は100日間猫の絵を描くというよくわからないことを始めた
続けることが美学とか
続けることに意味があるとか
やればできるとか
よくそういう言葉を聞くからよし、やってやろう
ということで始めたもの
ルールは簡単
猫の絵を100日分描くこと
それも仕事で暇な時間に描くことにした
だから12日目の今日を迎えられている
厳しいルールでは嫌になるからちょうどいい緩さだ
そして描き続けてるうちに思ったのだ
初日〜3日目くらいは何も考えずに描き続けた
5日目に入ったあたりから苦手なこともやり始めて
だんだんと上手になってきた
どうしたら可愛く描けるか
現物に近づけた方が良いのか
自分の苦手なのは何か
いろんな種類を描くといいのか
それとも同じものを試行錯誤して描くのがいいのか
ただ続けているだけじゃなにも成長しないことがわかった
考えて試して失敗して考えて上達する
そうして続けていくのが美学であって
何も続けていれば勝手に美学になるわけではない
続けることに意味がある？
やり続けていて勝手に意味が出てくるわけじゃない
続けることに意味を持たせる
やればできる
やりながら考えて、試行錯誤してできるようになる
この言葉は全て能動的だ
何も考えずに続けていたら何も変わらない
何も考えなくていいのは最初だけ
そして続けていくうちにわかるようになって
考えられるようになって
試して、失敗して学ぶ
だから正しくは
続けることは美学にできる
意味を見出すために続ける
できるまで試行錯誤して続ければできる
これは学校では教えてもらえなくて
私は猫の絵を描き続けていくうちに気がついた
だから間違ってる
嫌な仕事をやめられずに続けている人
続けることが美学じゃないからやめた方がいい
嫌な理由に目を向けて
それでも続けることに意味を見出せるなら続ければいい
それでも美学にできるなら続ければいい
じゃなければ辞めるべきだ
仕事の代わりはいくらでもいる
時間は有限なんだから、自分のいいように決めればいい
とまぁ、これを猫の絵を描いてるうちに思ったのだから
本当にこの頭はすごいと思ったのだった
