blackmii’s blog

気まぐれな22歳のブログです。ほとんどノンフィクションでお送りいたします。

怪しい副業②〜私の決断

私が連れてこられたのはとある一軒家

話には聞いてたけど本当に普通の一軒家

都会にぎゅうぎゅうに建てられたうちの一つ

 

階段を上がるとたくさん人がいて

人見知りな私はどうしたら良いのかわからずとりあえず会釈して3階に上がる

 

そこは普通の部屋で、説明会用にいくつかの椅子と大きなテレビがあった

薄型で多分うちにあるやつより全然新しくて全然いいやつ

 

話に聞いていた通りのイケメン講師さんが説明をしてくれた

一言で言うと完璧な説明

誰しも不安に思うことをしっかりと解消できるような説明だった

 

私はその仕事をやると即決した

今までお金がかかることは避けてきたが

失うものが何もない私にとって怖いことなんてなかった

唯一恐れることといったら

今、この退屈な暮らしがずっと続いていってしまうこと

 

だけど即決できたきっかけは私が会ったその人を信頼したからだと思う

 

これで騙されたなら

私は人を見る目がなかった

ちゃんと人を見る目をつけよう

それで解決できそうな気がしたんだ

 

ここからも怪しさ満載だ

数十万なんて大学中退のフリーターの私がしっかり貯金してるわけなんかなくて

 

初めてお金を借りた

CMでお馴染みのところだ

 

先輩らしき女の人が手続きの仕方を教えてくれて

審査が通り借り入れ完了

 

そのままコンビニでお金をおろし指定された口座にそのお金を振り込む

 

その間、私の知り合った人、わかりにくくなるのでtくんとしよう

そのtくんがついてきてくれる

 

さすがにコンビニの外で待っている

 

そりゃそーだ

こんな怪しい状況でATMに教えてくれる人をつけて振り込みなんてしてたらもうそれだけで恐らく事情聴取されるだろう、tくんが…

 

とまぁ、事情聴取されることもなく無事振り込み完了

 

私の中で不安はなかった

なかったと言ったら嘘かもしれない

でもそれよりもこの先の希望ができたこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてtくんとの繋がりができたこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが何より嬉しかった

 

 

 

 

 

次回、怪しい副業③

夢を語る人たち