私は、私の知ってる人全てに幸せになってほしい
こんな偽善者みたいな言葉で始まるこの文章
誰になんと言われようとそう思ってる私がいる
自分より弱い人は守ってあげたいし
強い人であっても支えてあげたい
だから何があったら頼ってねって
何もなくても頼ってねって言うんだ
私が誰にも頼れないから
私は強くて弱い
だから強い人も弱い人も守りたい
そうして私はもっともっと強くなって
そして独りになる
誰か私を守ってくれはしないのか
利害関係全く無くして私のそばにいてくれる人はいないのか
気持ちは言葉にしないと伝わらないことはもう重々承知している
でもわかっているのにやはりできない
あなたはすごい
偉いよね、行動力あるよね
しっかりしてる、大人っぽい
頼りになる
そんな褒め言葉をたくさんもらってきた
だから私はいつだってそうじゃなくちゃって思うんだ
この人にはいい子だと思われてるからいい子でいないと
この人には頼りになるって言われてるからしっかりしないと
この人には…
そうやって瞬時に相手が付けてくる理想の仮面を被る
あぁ、なんて生きにくい世界なんだろう