blackmii’s blog

気まぐれな22歳のブログです。ほとんどノンフィクションでお送りいたします。

遅すぎる気づき

人に頼ることが苦手だった、嫌だった

けど、頼られるのは嫌な気はしなかった

むしろ嬉しかった

私にとって大切な人たちに頼られることは嬉しいことなのに私は頼ってこなかった

 

 

自分がやられて嫌なことはしてはいけません

 

 

誰もが皆一度は言われたことのある言葉だと思う

私はこの言葉をしっかりと覚えて忠実に行って来た

自分で言うのもなんか変だけど

 

 

 

だけどこれはきっと教育には良くなくて

してはいけませんじゃなくて

人が喜ぶことをしましょう、自分がしてもらって嬉しいことを人にしてあげましょう

って、なんでそうやって教えてくれなかったんだろう

 

 

言い方が違うだけただそれだけだけど

こっちの方が何倍もわかりやすくて実行すべきことだった

 

 

みんながそう教わっていたら世界はきっと変わっていたと

私はきっと変わっていたと

 

 

 

初めて義理の父親にお世話になった夜にそう思った

 

 

 

 

私は自立したくてもっとしっかりとしたかっこいい自分になりたくて

まずは一人暮らしをして自分で生計を立てようと動き出した

もちろん貯金なんてゼロに等しいからかなり無理をしている

それでも誰にも頼りたくなくて頼ったら負けだって自分でなんとかできるってたくさん考えて

疲れてるけど休む暇なんてなくて

休みたいって泣きそうにだってなる

あぁ、忙しい無理!って全部嫌にだってなる

 

 

そんな中、そっと黙って手を差し伸べてくれたのは母と義理の父だった

 

 

私は実の父親と暮らしているから義理の父親を親だと思ったことは一度もないし

きっと義理の父親も親子になりたいだなんて望んでいない

それでも義理の父親にとって私は母の子であるから子どもとして認識してくれていたのだった

 

 

3人の子どものために頑張る

 

 

それは、兄と私

そして義理の父親と母の子つまり私の弟を含めた3人だった

 

 

 

私は母親に、母親の方の家族に一度も頼ったことがなかった

父と母が離婚したのは私が3歳の頃だったと思う

それ以来、会うことはあっても何も深い話はせずに困っても相談せずに私は22歳になっていた

 

 

そんな私は頼り方を知らないし

そもそも頼って良い存在だと思えなかった

母のお腹から産まれたとはいえ、私は母に何もしてあげられていないから

無償の何かの受け取り方を知らなかったのだ

 

 

お小遣い欲しいならお手伝いしなきゃって

何かして欲しいなら自分が先に何かしなきゃって

ずっとそう思ってきたんだ

 

 

 

でも違った

 

 

親は頼ってよかったんだ

親から受けた恩は私がこれから先しっかり生きてゆっくり返していけばいいんだ

 

 

気付くのが遅すぎた

どうして誰も教えてくれなかったんだろう

 

 

生きづらかった

まだ生きづらい

 

でも、気づけただけまだいい

 

 

 

私のような人を作らなければいい

もし自分に子どもができた時、せめてその子だけは生きやすい心にしてあげればいい